9月は防災月間です。ペットとの合同避難について
ペットとの合同避難について
こんにちは、たかはた動物病院です。
9月は防災月間です。災害時の準備を見直す良い機会だと思います。
当院での取り組みとして、日野市作成の「ペット防災手帳」を院内に設置しています。(日野市役所HPからもダウンロード可能です。)
以下に、災害に備えて準備しておくものと、その中で動物病院に関連したものをピックアップしていますので、お時間があるときに確認していただけると幸いです。
・用意するもの(日野市「災害時ペット対策の心得と準備について」から抜粋)
①優先して持ち出す物
□5 日分以上の食料・水 □食料・水を入れる容器 □治療薬や予防薬
□首輪・リード(ロングリード・伸びるものは不可) □ケージ・キャリーバック等
□トイレ用品(ペットシーツ・トイレ砂・フン用の袋等) □タオル □飼い主の連絡先
□ペットの写真
※犬に関しては、狂犬病・マダニ等の予防注射、各種ワクチン、既往歴についての記録を記入した手帳等を準備しておくこと。
②あると便利なもの
□ブラシ(ペットを清潔に保つため) □ポリ袋(ごみ袋や食器の代わりに使用可能)
□ガムテープ(ケージの補修等、多用途に使用可能)
・事前に動物病院で備えること
▢混合ワクチン、狂犬病ワクチン、予防薬を準備しておく
→災害時に一時的なシェルターや預かり施設を利用する場合、ワクチンとノミ・ダニの駆虫が預かりの条件の場合が多いです。
ワクチンは1年に1回、忘れずに打っておきましょう。
ノミ・ダニの駆虫薬を普段つけていない子は、いざという時のために1回分手元に置いておくと安心です。
□フード・おやつ・飲み薬は完全に切らさないようにする
→特に療法食を食べている場合は、ストックがあるようにしておきましょう。
常に未開封の袋を1つ以上置いておくことをオススメします。
また、環境の変化で食欲が落ちる子もいるので、おやつも多めに準備しておきましょう。
持病で内服薬を使用している場合は、少し余裕をもってお薬を貰いに行きましょう。
□キャリー+ハーネスに馴らしておく
→避難所では、キャリーで待機する時間が長くなります。
犬猫アレルギーの方もいるため、人とは別の場所で待機となることも多いです。
普段からキャリーでの移動や待機に慣れておいた方がストレスが少なくなります。
また、キャリー内で尿や便をしてしまったときに、一度外に出して掃除する必要がありますが、
その際に逃げ出してしまう事件が多く発生します(特に猫で多いです)。
なので、普段からキャリーに入れるときはハーネスを付けるようにしておくと安全です。
・日野市での防災訓練について
日野市では、毎年防災訓練を実施しています。詳細は以下になります。
ご都合よろしければ、見に来てください。
開 催 日 | 令和6年10月12日(土曜日) |
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時 間 | (一般公開)9時00分~12時00分 |
会 場 | 日野市立滝合小学校(校庭および体育館) |
参加機関 | 日野市、日野消防署、日野警察署、日野市消防団、自衛隊、災害対策協力会 ほか |
その他、防災に関する詳しい情報は、各ホームページをご確認ください。
➤災害時のペット対策について(日野市役所)
➤ペットの災害対策(環境省)